研究プロジェクト

このページでは,研究室で推進している研究プロジェクトを紹介します.関心のあるプロジェクトに参画することもできますし,過去の文献調査をもとにして,自分の関心のある社会シミュレーションプロジェクトを新たに開始することも可能です.

Google Scholarで自分の興味のある論文を調べる.

上記の検索画面の下にある「巨人の肩の上に立つ」は,アイザックニュートンの述べた,”If I have seen further it is by standing on ye sholders of Giants.”に由来するものです.たとえ,新たな研究を始めるとしても,なんらかの形で必ず過去の研究との関連が存在します.過去の研究の上に,何ができるかを考えつつ,研究を進めていきましょう.

社会シミュレーションシステム(SSS)には,個人レベルのSSS,自治体レベルのSSS,国レベルのSS,世界レベルのSSSが考えられます.小規模なレベルのシステムを構築しながら,それらを組み合わせて,より大規模なシステムの構築を目指したり,抽象的なモデルを構築していきながら,具体化を進めて行く方法があります.

社会シミュレーションシステム:個人レベルから世界レベルのつながり

世界レベルの社会シミュレーションシステム
世界レベルでのSSSでは,国家横断的なネットワークを対象としたシミュレーションを行います.正真正銘の世界モデルとなるためには,エージェント数を増やし,実際の国家横断的な取引をシミュレートすることが最終的な目標になります.以下にあげるプロジェクトは,単純化したモデルしか扱えていませんが,国家横断的なレベルのシミュレーションを行うことが目標になります.
商品価値プロジェクト:杜 逆索(2012-)
このプロジェクトでは,市場における商品価格が下落しないためのシグナリングの重要性に関する研究を行っています.

マイノリティゲームプロジェクト:原田 拓弥(2013-)
このプロジェクトでは,少数勝利のマイノリティゲームを多数のエージェントで実現することにより現れる現象を観察する研究を行っています.

国レベルの社会シミュレーションシステム
国レベルでのSSS(社会シミュレーションシステム)では,国全体の政策を検討します.
税制プロジェクト:杉浦 翔(2014-)
このプロジェクトでは,消費税増税と景気の関連など,税制に関する研究を行っています.

年金プロジェクト:杜 逆索(2013-),陳 志斌(2007-2011),番匠 大輔(2005-2010)
このプロジェクトでは,日本の公的年金制度に関する研究を行っています.

都道府県別賃金上昇率

政党政策ポジションプロジェクト:茶本 悠介(2005-2009)
このプロジェクトでは,有権者の期待する政策にしたがう政党の政策ポジションに関する研究を行っています.

自治体レベルの社会シミュレーションシステム
自治体や地域レベルでのSSSでは,自治体や自治体横断的な地域の政策を検討します.
空港選択プロジェクト:笠谷 直輝(2011-2013)
このプロジェクトでは,大都市圏にある複数の空港を活用するためのアクセスに関する研究を行っています.

医療機関選択プロジェクト:十倉 伸太郎(2006-2010)
このプロジェクトでは,市民の医療機関選択をシミュレートする研究を行っています.

投票率向上プロジェクト:小西 健太(2007-2011)
このプロジェクトでは,投票率を向上させる投票所の最適配置について,多目的最適化手法を用いた研究を行っています.

個人レベルの社会シミュレーションシステム
このレベルの社会シミュレーションシステムでは,個人の意思決定がどのように行われているかを再現します.
選択行動シミュレーションプロジェクト:小高 大地(2008-2010)
このプロジェクトでは,訪問先の混雑状況に合わせて,人々の施設選択行動がどのように変化するか,行動経済データに基づいたシミュレーションに関する研究を行っています.

学習プロジェクト:中村 貴志(2002-2006),溝口 裕(2002-2006),山口 正聡(2003-2007)
このプロジェクトでは,エージェントの意思決定手法の一つとして考えられるニューラルネットワークや強化学習,遺伝的アルゴリズムによる学習に関する研究を行っています.

社会シミュレーション支援
社会シミュレーション支援には,シミュレーションシステムを構築する際に求められるパラメータチューニングの支援や並列計算機や遠隔地にある計算機を運用する際に必要な技術,シミュレーション結果を視覚的に提示することなどが含まれます.

シミュレーション大規模化プロジェクト:原田 拓弥(2013-),青木 悠祐(2006-2010),田中 義久(2006-2010),森下 仙一(2006-2010)
このプロジェクトでは,並列計算機を用いた社会シミュレーションの大規模化の研究,および大規模化を支援するためのシステム開発に関する研究を行っています.

エージェント属性生成プロジェクト:枡井 大貴(2013-)
このプロジェクトでは,社会シミュレーションの基礎となるエージェントの属性を統計データから再構成する研究を行っています.

社会シミュレーション視覚化プロジェクト:森本 伍一(2008-2012)
このプロジェクトでは,社会シミュレーションの結果をGoogle Earthなどに表示するシステムに関する研究を行っています.

自然言語プロジェクト:白戸 祥子(2002-2006)
このプロジェクトでは,自然言語で記述された文書の分類システムに関する研究を行っています.

組合せ最適化プロジェクト:板井 良太(2002-2006),滝 晃徳(2006-2010)
このプロジェクトでは,社会シミュレーションでしばしば発生する組合せ最適化問題を解くための手法に関する研究を行っています.多数の利害関係者が存在する中でそれぞれの満足度を高める政策の決定方法に関する研究を行っています.

Comments are closed.