失敗を重ねる勇気

努力は報われるか?という議論が時々あがります。報われる、報われない、様々な立場の見解がでてきますが、どちらの立場であったとしても、共感を呼んでいる見解はすべて「努力」自体を否定はしていません。努力が報われず、失敗に終わることもあるわけですが、SBIホールディングスの社長、北尾氏が、ソフトバンクの孫さんが重ねている失敗について書いておられます。

「『失敗プロジェクトが多かった』云々といった類は、彼らを語る上で殆ど無意味な観点です。それは全て緻密な計算の上でのチャレンジであると思われ、ドタ勘でチャレンジして彼らの如く大成功を収めるなど有り得ない話です。」
http://www.sbi-com.jp/kitao_diary/archives/2015051210132.html

北尾氏のコラムが述べているのは、勝率ではなく1勝の大きさが、ビジネスの成功である、ということですが、努力が報われるためには、失敗から学ぶ姿勢をもつことが大切であることがわかります。

大きな成功の背後には、数多くの「意味のある失敗」があることを意識しなければなりません。イチロー氏が4000本安打を達成したときにも、

「誇れることがあるとすると、4000のヒットを打つには、僕の数字で言うと、8000回以上は悔しい思いをしてきているんですよね。それと常に、自分なりに向き合ってきたことの事実はあるので、誇れるとしたらそこじゃないかと思いますね。」
http://bamka.info/ichiro_4000_interview

と言っています。自分のベストを尽くした上でなければ、悔しさは出てきませんから、むやみに失敗しているわけではないのは明らかです。北尾氏のコラムによると、1割の成功率でもビジネスの世界では高確率、とのことですから、例え100回のうち1回であっても、成功すればいいか、と思えるスタンスで、99回の失敗に心が折れない強さをもっていたいと思います。若者に必要なのは適度な挫折と言われます。99回も失敗すれば、心が折れてしまうよ、といいたいところですが、若いうちにそれだけの失敗を経験しておかなければ、失敗を乗り越えられる強さをもつことはできません。誇れることがあるとすれば、自分の失敗の数だ、と言えるようになりたいです。

はたして、努力は報われるのでしょうか?ベストを尽くして努力をしてきたなら、結果に関わりなく、報われたと感じることができるのかもしれません。ベストは何か、報いとは何か、一つ一つを確認しながら進んでいきたいと思います。

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