2009年度 春学期 制作実習(映像基礎)

注意事項

●受講生はUSBメモリ(データ保存用)やSDカード(撮影機材/データ保存用)などの容量が大きなメディアを持参のこと。
●バックアップは使用していた端末のハードディスクの中の自分のホームディレクトリに残されるが、大事な書類は自分のメディアに確保しておくこと。
●「教材、クラス別フォルダ」の中に、受講するクラスのフォルダがある。班ごとの素材の共有や作品提出等に利用することになるので、教員の指示に従うこと。

Mac実習室のiMovie HDの使い方ガイド

1. 写真素材のiPhotoへの取り込み

素材(この場合、カメラで撮った写真のファイル)の入ったSDカードをマルチカードリーダに挿入
カメラから写真を取り込むソフトがiPhotoに設定されている場合は、自動的にiPhotoが起動し、読み込みの準備ができたというウィンドウが立ち上がるので、「読み込み」ボタンをクリックしてライブラリに読み込む


自動的にiPhotoが立ち上がらない場合は、
「Mac HD」  → 「アプリケーション」フォルダ → 「iPhoto 」(ダブルクリックで起動)
としてiPhotoを起動してから
「ファイル」 > 「ライブラリに読み込み」 
を選び、SDカードや持参したメディアなどからファイルを読み込む

2. 音楽のiTunesへの取り込み

写真構成を音楽に合わせて作成する場合は、先に音楽ファイルを取り込む必要がある
CDから読み込む場合はデフォルトでiTunesが起動するので、アプリケーションの指示にしたがってファイルをライブラリに読み込む
自動的に読み込めない場合は、
「Mac HD」  → 「アプリケーション」フォルダ → 「iTunes 」(ダブルクリックで起動)
としてiTunesを起動してから
「ファイル」 → 「読み込み」
を選び、ファイル名を指定して読み込む

3. スライドショーの作成

●iMovie HDの起動

「Mac HD」  → 「アプリケーション」フォルダ → 「iMovie HD」(ダブルクリックで起動) または、DockからiMovie HDのアイコンをクリック
新規のプロジェクト作成を選択
(作業の続きの場合は、それを読み込む)

●音楽に合わせて編集する場合は、音楽を先に取り込む

「メディア」ボタンをクリックし、「オーディオ」を選び、「iTunes」を選択して、使用する楽曲を選んでビューアにドラッグして取り込む


●iPhotoから写真を取り込む


「メディア」ボタンをクリックした状態で、「写真」を選ぶと、iPhotoのライブラリに入っている写真が一覧できる
(「最後のロール」を選択すると、さきほど取り込んだ写真だけを表示できる)
取り込みたい素材を選択すると、「写真の設定」ウィンドウが開くので、表示する時間やKen Burnsエフェクトを使うかなどを決め、「適用」ボタンをクリックすると「ファイルの読み込み中」というウィンドウが現れ、タイムラインに取り込まれる


●場面転換の効果を入れる

スライドとスライドのつなぎ目に効果を付けたい場合は、「編集」ボタンをクリックした後、「トランジション」を選択。ビューアの中の、効果を付けたい転換部分に再生ヘッドを持ってくる。プレビューをクリックすると、効果を付けたようすが確認できるので、スライドバーで速度を調節する。また効果のかかる方向を変化させたいときは、矢印の方向をクリックする。
プレビューで調整が終わったら、ビューアのその場所に、場面転換のリストの部分にある青い■のアイコンをドラッグ&ドロップする。 タイムライン内に場面転換の青い■が挿入される。
後に効果を変えたいときは、その部分を選択して上記の要領で再度変更して「アップデート」する。


●タイトル(字幕スーパー)を入れる

まず、「編集」ボタンをクリックした後、「タイトル」を選択
タイトルを入れたい部分に再生ヘッドを持ってきて、文字を入力し、スピードのスライドバーで文字をダブらせたい時間を決め、プレビューする
「追加」ボタンをクリックすると、再生ヘッドの位置でクリップが分割され、タイトルが挿入される


クリップの間に黒背景の文字を入れたい場合は、その位置に「黒背景」チェックボックスをオンにして作成したタイトルを挿入する

4. スライドショー提出時の注意

提出用フォルダには、QuickTime形式に書き出して提出する。
「共有」 > 「QuickTime」
と選んだ後、「ムービーの圧縮形式」で
「CD-ROM」を選択。その後「共有」ボタンをクリックする。



すると、ファイルの保存先を指定できるので、自分のメディアなどに保存の上、それを提出用フォルダにコピーする。

5. ムービーの編集

ここでは、前項のスライドショー作成で出てこなかった、ムービー特有のポイントについて概説する。

●音声と映像の分離

ムービーも写真と同様に
「ファイル」 > 「読み込み」
と選択して、取り込みたいファイル名を選択して読み込むと、素材ウィンドウに取り込まれる。これをタイムラインビューアにドラッグ&ドロップして編集作業に入る。
iMovieでは、取り込んだ時点では、ムービーファイルは、撮影した映像と音声が一体化した状態でトラックに入る。
この音声と映像を別トラックに分割するには、取り込んだムービーファイルのトラックを選択して
「詳細設定」 > 「オーディオの抽出」

を行う。オーディオトラックが分離する。

●ナレーションを入れる

「メディア」ボタン、さらに「オーディオ」ボタンを選択。コンピュータのマイク端子にマイクを接続し
「アップル」 > 「システム環境設定」
で、「ハードウェア」の中から「サウンド」を選択。「入力」で「ライン入力」を選択し、マイクレベルを調節する


iMovieのマイクの録音ボタン(赤丸)を押して収録すると、ビューアの画像の下のトラックに「サウンド」として取り込まれる。(マイクからの入力は上の段に取り込まれるので、既にオーディオトラックをひとつ使用している場合は下の段に移しておくとよい。

ちなみにiMovieはビデオトラックが1、オーディオトラックが2というシンプル設定。このオーディオのひとつにナレーション、もう一つに音楽、サウンドエフェクトなどを統合、というような使い方をする。トラック数をどうしても増やしたくなったら、iMovieを卒業して多機能の編集ソフトに移行すればよいが、必要に応じて書き出して、映像と音声を一体化させてゆけば、一般的なビデオクリップなら問題なく作成できるので、工夫して使ってみるのをお勧めする。(3トラックなら非力なコンピュータでも作業がさくさく進むという利点がある。)

●ムービークリップの必要部分だけ取り出す

タイムラインで切り出しを行いたいクリップを選択する。
そのクリップが映し出されている画面のしたをクリックすると切り取りマーカが現れるので、それの始点終点を決める
(移動キー(矢印のキー)を使うと1フレームずつ動かせる。)

「編集」 > 「切り取り」
と選択し、不要部分を削除する。

4. 授業でのその他のルール

●Photoshopなどによる写真のレタッチは、トリミングの他は修正程度(写真の画質、およびプライバシー等にかかわる要素をぼかすなど)にとどめる。
●映像基礎では基本的にエフェクトは使用しない。
●音楽は著作権フリー音源か、自作のものを使用することを基本とする。他人の著作権がある音源については、著作権法に則って利用する場合のみ認める。



参考

サウンドループ


利用の際は要リンク


Nanoサウンド


著作権フリーではない。利用のルールあり。利用の際は要リンク


効果音


英文・データベースから検索できる。利用の際には作品に音源制作者名を明示すること。


サウンドスナップ


フリーの効果音のライブラリ


Free MIDI


著作権フリーではないが、利用規程に則って使えば無料で使用できる。


Free MIDI SE集


著作権フリーではないが、利用規程に則って使えば無料で使用できる。


Free 効果音


上記Free MIDIの効果音版。同様の利用規程。


WEB WAVE LIB


利用規約を遵守。利用の際はここの素材をつかったことを明記。