2012年度 制作実習(映像応用)

 この授業では、グループでスタジオでの生放送スタイルの映像作品制作を行い、コンテンツ制作の流れを身につけることを目指します。

スタジオの使い方ガイド

カメラ

●ケーブル

ケーブル類はごちゃごちゃにしておくとカメラが動きにくく危険。常にカメラの移動がスムーズに行えるよう整理しておく。

●電源を入れる

1)カメラアダプターのスイッチを入れる。 2)カメラ本体の主電源を入れる。

●ロックについて

カメラは保管時はロックされているので、解除してから使う。ロックを解除しないまま、無理にカメラを動かすと破損するので注意。

レバーを下に向けるとロックが解除されるので、カメラを上下、左右に動かすことが出来るようになる。上のロックがチルト用、下がパン用。
また、カメラを移動させたい時にはペデスタルに2カ所あるストッパーのロックを解除して移動。
撮影位置が決まったらまたロック。

●撮影者から見たカメラ

右側のフォーカスダイヤルでピントの調節。

左側にはレバーとボタンがあり、レバーでズームイン、ズームアウトができる。
ボタンはリターンスイッチ。

またそのカメラの映像がスイッチャーで選択されている時には、モニターのタリーランプが点灯する。

副調整室

  1. VE調整卓
  2. TD卓(スイッチャー、カメラインカムとの連絡系統)
  3. PD卓(テロッパー操作とタイムカウンター操作、FDインカムとの連絡系統)
  4. モニター(左モニターが本線)
  5. 音響ミキサー
  6. 音響機器ラック
  7. 時間(カウンター)表示

TD卓

TD(テクニカルディレクター)が画面を切り替えする場所。

C-1からC-4はカメラの切り替えボタン。V-1からV-3まではVTRの切り替えボタン。FM1BDはDVDやブルーレイの切り替え。下の数字が表記されたボタンは次に出す画面で、1ならC-1、5ならV-1というようにそれぞれがモニターに対応。

Bkgdボタンで画面切り替え、Key3でテロップのダブりを行う。
画面切り替え時にエフェクトをかけることもできる(Auto Transで実行したり、レバーで切り替え時間を調節)。

カメラのインカムとつながった技術系連絡系統(このインカムではFDインカムには連絡できない)。

カメラ用インカムのボリューム調整部分。左の赤ランプは、本線がスイッチャーで選択されているカメラを示している。

モニター

上の大きいモニターは左側が本線(PGW)。右側(PVW)が次の画面。
カメラモニターはそれぞれのカメラの映像が映し出される。
テロップ画面は左の「OA」が現在のテロップ。「NEXT」には次のテロップが表示されている。
VTRモニターではインサート用のVHSやDVDなどの映像を確認することができる。

PD卓

ディレクター(PD)が座って、指揮を執る場所。
全体の指揮の他、テロップの送出準備をするのもPDの役割。
下図は、副調整室のPD卓にあるテロップの選択ボタン類。
テロップの操作はNEXTモニターを見ながら行う。チェンジボタンで次のテロップを表示。スキップボタンでスタンバイ中のテロップを飛ばすことができる。バックボタンは前のテロップに戻る。
PDがこうした操作で送出するテロップを準備しておいて、TDがスイッチャーで本線にテロップをダブる。

また、フロアーにいる演出スタッフ(FD、アシスタント)への指示もインカムを通じて行う。FDインカムとの連絡系統の親機は、PD卓正面にある。

ちなみに、調整室や他のスタッフと連絡を取るためのFD用のワイヤレスインカムは下図のとおり。本体をベルトなどに固定して、ヘッドセットを頭につけたり、首にかけたりして使用。本体の下の部分に電池を入れるところがある(単三2本)。

下図は、FD用ワイヤレスインカムを上から見た図。画像の左のダイヤルが電源とボリューム調整。右側のダイヤルはつまみが上を向いている時には、ダイヤルを押しながら会話。つまみを右に動かすとそのまま会話ができる。

また全体の進行に付随して、PDはタイマーの設定・起動も担当。

カウントダウンや、カウントアップの時間を設定。これにより調整室やスタジオにカウンター表示できる。ちなみに、スタジオでは、カウンターはモニターの下に表示されている(下図)。

音響ミキサー

右側の赤いつまみがマスターフェーダー。白いつまみでマイクやCD、AUX入力(iPodなどに使用)、VTRの音量を個々に調節する。
スタジオ全体の音量を上げすぎると、ハウリングを起こしてしまうので注意。
サウンドミキサーの左側には音声機器ラックがあります。ここでCDなどの音楽を再生します。 T.B.ボタンを押しながら右上のマイクでスタジオ内全体にアナウンスをすることができる。

音響機器ラック

CDやiPodなどに入っている音楽を再生。

テロッパー作成・送出卓

ここでテロップを作成。(Photoshopで作ったtiffファイルも利用可能。その場合、ファイルのサイズはカスタムで横1920ピクセル、縦1080ピクセルとすること。また背景を外して、保存時にTIFFオプションで「透明部分を保持」のチェックボックスをオンにしておくこと。)

照明操作卓

電源は本体右下。

左のフェーダーがマスター。シーン切り替えスイッチのⅠⅡⅢは右の調光フェーダーに対応。切り替えスイッチはABとあり、スタジオの照明のON OFFは赤と白のフェーダーで行う。

調光フェーダー。フェーダーを上に上げるとライトがより強く光る。

インサート用VTR、収録メディア等のラック

ここでインサート用に用意したVTR等を再生。メディアへの収録もここで行う。

テロップの作り方ガイド

こちらのファイルを参照してください。